最近「モンスター老人」という言葉があることを知りました。定年退職後に力を持て余して、小さな問題にも過剰反応して激情したり暴言を吐いたりするような老人のことをいうそうです。自分の感情をセルフコントロールできなくなるようで、一種の精神疾患ともいえそうです。原因はやはり定年退職にあるようで、本人にとってはかなり大きな環境変化ですので、それが精神に悪影響を及ぼすことがあるようです。それまで会社で一定の役割を与えられていて、急にそれを失うと、自分のアイデンティティーまでなくなってしまったような感覚に陥ってしまうといいます。私も定年が近づいていますが、IT業界の会社でSEとして仕事をしてきたので、そのことに対する耐性はかなり養われてきているように思います。というのは、システム開発の仕事は期間限定で、仕事の内容や環境が次々と変わっていくので、変化には慣れているという側面があるからです。仕事としては不安定だともいえますが、それが逆に精神の安定をもたらすことになりそうです。